核医学分野の「リーディングカンパニー」

人事担当役員 高橋 伸行

当社は、核医学という微量の放射性物質を使用した医薬品、主にガン・心疾患・脳疾患などを検査する診断薬を製造、販売しています。当社は、当時輸入に依存していた放射性医薬品の国産化を目標に掲げて1973年に創業し、商業用として日本で初めてサイクロトロンを稼働させました。2005年には日本で初めてPET検査用診断薬のデリバリー事業に進出しましたが、現在その製造拠点を全国11カ所に保有し、半減期の短い放射性医薬品を指定された場所・日時までにデリバリーできる体制を整えており、現在の国内シェアは約6割強を誇っております。これからも新薬開発を積極的に行い、日本における核医学分野の「リーディングカンパニー」として果敢に挑戦し、未来の医療課題を克服し一人でも多くの患者さんの笑顔につながることを目指しています。

使命感とチャレンジ精神、そしてコミュニケーション力

そんな当社が求めるのは、使命感とチャレンジ精神を持つ人材です。時間どおりに医薬品を供給し、人々の命を守るという使命感、絶えず繰り返される環境の変化に対応し、積極的に新しいことに挑むチャレンジ精神を持った人材を求めています。また、一般になじみの薄い核医学の優れた点を医療従事者や医療機関に知っていただくため、継続的に知識を増やすよう努力し、自分できちんと理解した上で相手に核医学の良さを伝えられる、コミュニケーション力も重要です。

当社は入社時の新人研修後に各職場にてOJTを行います。もちろんOJTのみではなく、各部署に必要な専門的研修、階層別研修、選抜型研修、語学研修など社員の職種や成長段階に合わせてさまざまなサポート体制を整えています。

「知識より人間性」。まず、自分への振り返りを

新入社員採用で当社が重視するのは、知識よりも人間性です。入社時に医薬品や核医学の知識が少ないことは仕方ありません。それよりも、その学生さんがこれまでの人生で、何を、どのようなプロセスで取り組んできたかを振り返り、きちんと説明できることが大切です。それが入社後、困難に直面したときに倫理観をもって誠実に対応できるかどうかが、当社の求める能力の指標となると考えています。