領域別の観察
5箇所の観察領域(前頭葉、外側側頭葉、後帯状回/楔前部、頭頂葉及び線条体)のうち1つでも陽性であれば、診断は陽性となる。
前頭葉及び外側側頭葉における
横断面での観察
(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 社内画像資料)
前頭葉 : 矢状断面は補助的に確認する。
外側側頭葉 : 冠状断面は補助的に確認する。
AC-PC: 前交連-後交連
後帯状回/ 楔前部における
矢状断面の観察
(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 社内画像資料)
後帯状回及び楔前部 : 冠状断面は補助的に確認する。
後帯状回/ 楔前部における
矢状断面の観察 : 適切な断面を設定
断面が正中から離れ過ぎていると、橋の形がはっきりと確認できない。
(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 社内画像資料)
偽陽性読影を避けるために、適切な観察面を設定することが陰性画像で特に重要となる。
頭頂葉における冠状断面の観察
(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 社内画像資料)
頭頂葉 : 横断面は補助的に確認する。
線条体 : 横断面の読影
線条体 : 陰性画像では、視床と前頭葉白質との間に輝度のギャップがある。
陽性画像では「斑点(ドット)」様の形状を呈する。
(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 社内画像資料)
線条体 : 矢状断面は補助的に確認する。