ドパミントランスポーターSPECT検査を受ける患者様へ どのような検査?
白く見える部分(➡)が脳の「線条体」という部分のドパミン神経細胞。パーキンソン病ではドパミン神経細胞が減少するため、健康な人の場合と比べて白く見えた部分が小さくなります。
●病気毎の線条体へのドパミントランスポーター集積
ドパミン神経が変性・脱落している部位は取り込みが低く写ります。
監修:日本脳神経核医学研究会 作成:日本メジフィジックス株式会社
- くすりには微量のアルコールを含んでいるため、アルコールに過敏な方、その他過敏症の既往歴のある方は検査を受けられない場合があります。
- 妊婦中や授乳中の方も検査を受けられない場合があります。
- 画像に影響を及ぼす可能性があるため、何らかの治療薬を服用中の方は申し出て下さい。
- その他、詳細は担当医にご相談下さい。
検査用の放射性医薬品に含まれるアイソトープの量はわずかです。投与されるアイソトープの種類や量は、放射線治療の成績や広島、長崎の被爆者のデータ、動物実験の結果などから国際放射線防護委員会の詳細な検討に基づいて、患者さんの利益ができるだけ大きくなるように決められます。
● 量子医学・医療部門 CT検査など医療被ばくに関するQ&A:https://www.qst.go.jp/site/qms/1889.html
● 放射線医学総合研究所 放射線被ばくの早見図Ver 180516:https://www.nirs.qst.go.jp/data/pdf/hayamizu/j/20180516.pdf
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 ホームページ「放射線被ばくの早見図」より作成
(https://www.nirs.qst.go.jp/data/pdf/hayamizu/j/20180516.pdf:最終閲覧日 2020年12月8日)