フルシクロビンPET検査の受け方
監修:国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 脳脊髄腫瘍科 科長 成田 善孝 先生
画像:NMK36 第Ⅲ相臨床試験(NMK36-BT-P302 試験)より
検査の受け方
検査前
●診察を受けます
症状に合わせて検査の計画を立てます。疑問や不安がありましたら、納得のいくまで確認しておきましょう。妊娠中や授乳中の人は申し出てください。
●検査の予約をしてください
検査に使うくすりは検査日当日しか使えないため、検査予定に合わせて用意をします。直前のキャンセルは難しいため、確実に来られる日に予約してください。
●注意事項、指示を確認しておきましょう
検査日まで
検査当日
●検査室に入り準備します
専用のスリッパに履き替え、眼鏡や大きなピンなど頭部につけている金属製品をはずします。
●くすりを注射します
検査に必要な放射性医薬品を静脈注射します。
10~50分
●検査をします
装置のベッドに仰向けに寝ている間に検査します。頭の周りをカメラが回ったり、トンネルのようなカメラの中に頭を入れたりして撮影します。検査中は頭を動かさないでください。20~30分で終わります。
もし気分が悪くなったら我慢せずお申し出ください。
終了
検査後
●結果の説明を聞きます
当日、または後日担当医から説明があります。
他の検査結果と合わせて診断を行います。
フルシクロビンPET検査を受ける際の注意事項
- ● 検査の予約日時を守ってください。
- ● 検査前の制限は特にありません。
- ● 妊娠中・授乳中の方は申し出てください。
- ● 検査終了当日は、乳幼児や妊婦との接触は控えてください。