パーキンソン病の症状、診断、治療って?
どんな治療をするの? パーキンソン病は、診断後できるだけ早期に治療を開始すべきですか?
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薬物療法
ドパミン系を補充する薬を始め、様々な薬があり、年齢や症状により
組み合わせて使います。
以下に代表的な2剤をご紹介します。
治療効果が高く、速効性に優れているのが特徴です。
治療効果がやや弱く、ゆっくり効くので、1日中穏やかで安定した効果を得られます。
近年は内服薬に加え、注射薬と貼付薬も登場し、治療の選択肢が広がりました。
その結果、服用中だけでなく服用中止後も、L-ドパグループのほうがプラセボグループよりも良好な状態が維持されました。
初期からのL-ドパ投与により、病気の進行が抑制された可能性があり、あらためて早期診断・早期治療の有効性が示されたといえます。
手術
薬物療法の副作用が強かったり、症状のコントロールが難しい場合には、手術が選択されることもあります。
主に行われる「脳深部刺激療法」では、脳の奥のドパミンに関係する部位に電極を埋め込み、弱い電気刺激を与えることで運動機能を改善します。
リハビリテーション
パーキンソン病と診断されたら、すぐにリハビリテーションを始めることが大切です。
有酸素運動やストレッチなどを積極的に行うことで、生活に支障のない状態を長く保つことができ、薬の使用も最小限ですみます。
また、パーキンソン病になると、口の周りの動きの影響で、「声が小さくなる」「早口になる」「声がかすれる」などの障害があらわれることもあります。これらの症状にもリハビリテーションが有効です。
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