個人情報保護

当社の個人情報保護に関する取り組み

1.個人情報保護方針

日本メジフィジックス株式会社は、個人情報の保護に関する法令に対応するため、事業活動遂行に伴う個人情報の保護について、以下の方針で取り組んでまいります。

  • (1)個人情報の取得

    当社は、公正かつ適法な手段により個人情報を取得し、取得にあたっては法令に従い、利用目的をご本人に通知または公表いたします。

  • (2)個人情報の利用

    当社は、法令の定めによる場合を除き、ご本人に通知または公表した利用目的の達成に必要な範囲内で、個人情報を利用いたします。

  • (3)個人情報の管理

    当社は、法令の定めに従い、保有する個人情報を正確かつ最新の内容に保つように努めるとともに、個人情報の漏えい、紛失等を防止するための各種安全管理措置を講じます。

コンプライアンス

当社は、国内外の法令を遵守した高い企業倫理に基づく企業活動を推進しています。

コンプライアンス経営の強化

当社では、コンプライアンスを推進する担当役員および推進責任者等を配置した体制を構築し、コンプライアンス経営の実践に努めています。その実践の具体的な基準となる「NMPコンプライアンスガイドライン」を整備し、日々の事業活動において、違法・不正行為を未然に防ぐことに取組んでいます。また、万一問題が発生しても迅速に是正が図られる仕組みも整備するなど、持続性のあるコンプライアンス活動を展開しています。

リスク管理

リスク管理推進

当社は、経営目標の達成を妨げる恐れがあるさまざまなリスクを認識、評価、コントロールすることで、事業の継続性の確保に努めています。全社でリスク管理を実践するとともに、リスク管理担当役員、リスク管理推進責任者およびリスク管理推進担当者を置き、リスク管理を推進しています。定期的に開催される内部統制員会においては、リスク管理の実践状況の評価や課題の抽出、重要取組リスクの選定などを行っています。

事業継続計画(BCP)

当社では、大規模地震等の災害が発生した場合においては従業員とその家族の安全を第一とし、災害による損害を最小限に留めるよう努めるとともに、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を行うための事業継続計画(BCP)を定めています。BCPでは、優先的に復旧を行う重要製品や重要業務を定め、医薬品の安定供給に努めています。また、有事を想定したBCP訓練も実施しています

CSR

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パーパス経営の推進で社会的価値を持続的に提供します

私たちは「核医学で、健やかな社会を創る」ことを社会に存在する意義と捉え、日々変化する医療ニーズに応えつつ、社会とともに成長するためのさまざまな取り組みを進めています。

CSRトップメッセージ

「医療への貢献」と「社会との共生」を常に意識しつつ、医療関係者の方々の良きパートナーとして社会的責任を果たしてまいります

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核医学とは、ごく微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む医薬品や医療機器を使って、病気の診断や治療を行う医学の専門分野です。当社では、診断と治療の両面でRIの特性を生かした製品や技術の研究開発から製造、供給、さらに近年では、当社の技術を活用して製薬企業の研究開発の効率化に貢献する受託事業を行っています。

RI治験使用薬製造受託サービス

RI治験使用薬の製造・供給で製薬企業の臨床試験をサポートします。
新薬の臨床試験において行われる適切な被験者の選別や、新薬候補化合物の有効性・安全性などの臨床的価値を判別するための指標として、放射性同位元素(RI)で標識された治験使用薬が数多く利用されています。当社は、臨床試験計画に合わせてRI治験使用薬を製造・供給することで、製薬企業の臨床試験を支援し、先端医療の実現に貢献します。

特長 ~当社が選ばれる理由~

創業以来50年にわたり放射性医薬品事業で培ってきた技術力と生産体制により、確実で信頼性の高いRI治験使用薬の製造受託サービスを提供します。

さまざまなRIに対応

SPECT、PETを問わず、お客様の化合物や評価目的に応じて、さまざまなRIを選択できます。

111In 123I 99mTc 18F 64Cu 89Zr …

取り組み

創薬

生体内で起きている分子レベルでの変化や反応を画像化(分子イメージング)できる放射性医薬品の特性を生かし、可視化によってこれまで困難だったタイプのがんの診断を可能にしたり、認知症の原因と疑われる物質を描出することで病態解明を助けるなど、新たな分野での利用法を開拓しています。 また、近年世界的に注目されているセラノスティクス(治療と診断の融合)にも取り組み、治療用RIとなるα線放出核種の生産研究と、それを用いた創薬研究も進めています。

αSTARTZ

腫瘍抗原に特異的に結合する抗体などのさまざまな分子に、他にはない当社独自の技術を用いて、治療用にアクチニウム225、診断用にジルコニウム89を部位特異的に標識させることができます。私たちはこの技術(αSTARTZ*)を使った標的α線治療(TAT)薬の研究開発を進めています。
*225Ac-α Site Targeting Advanced Radioisotope Treatment via 89Zr-CDx

研究開発体制

創薬の流れ

新薬を開発し、承認取得を経て上市に至るまでには長い年月を要します。当社では、創薬の中心拠点である創薬研究所、セラノスティクス(治療と診断の融合)の研究に特化しているセラノスティクス生産技術センター、また本社の開発部門等が連携し、研究開発の効率化・迅速化に努めています。

生産体制

当社の製造拠点は、高品質の放射性医薬品を安全、確実に生産し、医療機関にお届けできるよう、最新のGMP(Good Manufacturing Practice: 医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)に適合した製造環境を整えています。

主にSPECT診断薬の製造を担う千葉工場(千葉県袖ケ浦市)と兵庫工場(兵庫県三田市)に加えて、PET診断薬事業への進出に伴い、全国にPETラボを開設しました。各拠点で働くスタッフは医薬品製造のためのクリーンな環境の維持向上や、RI取扱い施設として徹底した環境管理・安全管理を常に意識しつつ、それぞれの担当業務におけるプロとして優れた品質の確保のため、昼夜を問わず総力をあげて取り組んでいます。