認知症診療に活かす 脳血流SPECT検査ページへのバナー

医療連携を利用した画像検査
こんな場合には脳血流SPECT検査を

こんな場合には脳血流SPECT検査を

認知症が疑われるがMRIでは脳萎縮が明らかではない例や認知症への進展に確信が持てない例は認知症特融の血流低下のパターンの有無を確認

認知症ですあるが、症状だけではADなのか他の認知症か鑑別に迷う例は、血流低下パターンからの認知症の原因疾患を推察

うつ症状、妄想、幻視、転倒、動作緩慢などがみられる場合、レビー小体型認知症との鑑別が必要になります。

脳血管障害の既往がある症例における認知症の原因確認に変性性認知症の血流低下パターンの有無を確認

 

脳血管障害の既往と麻痺などの神経症状がみられる場合でも認知症の原因にADが関与している場合があります8)
高齢者では混合型の認知症の存在があるため、CTやMRIで確認された脳血管病変の存在をもって、変性性認知症の診断を除外することはできません2)

2)European Journal of Neurology. 2012, 19: 1487-1511.
8)Acta Neuropathol. 2010, 119: 421-433.