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「核医学(製品関連)FAQ」は、医療関係者の方を対象に、弊社製品をご使用いただく際の参考情報を提供することを目的としています。
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ビザミル®静注
ポジトロン製剤
Q.ビザミル静注の禁忌について情報はありますか?
F300062
A.

本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある患者は禁忌です1,2)
海外臨床試験において本剤との関連が否定できない重篤な有害事象としてアナフィラキシーが 1 件報告されており、本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある患者は、本剤の投与により過敏症反応を示す可能性があります。報告のあったアナフィラキシーは、本剤に添加されているポリソルベート80に起因した反応であると考えられました。
本剤の投与にあたっては、問診等により本剤の成分に対する過敏症の既往歴の有無を確認し、既往歴がある場合には本剤を投与しないでください。また、問診等により本剤の投与が適切かどうか判断してください2)

 

添付文書1)の「3.組成・性状」(一部抜粋)には以下のように記載しています。

3.1 組成

組成

【参考文献】
1) ビザミル静注 添付文書(第1版), 2022改訂
2) ビザミル静注 使用上の注意の解説
Q.18F-flutemetamolを投与された患者の被曝線量は?
F300060 
A.

実効線量は0.026mSv/MBqです1)
MIRD法で算出した吸収線量を以下に示します(3.5時間ごとに排尿した場合)2)

臓器

吸収線量(mGy/MBq)

膀 胱 壁

0.114

腎 臓

0.075

肝 臓

0.069

大腸上部壁

0.060

小 腸 壁

0.053

【参考文献】
1) 社内資料:国内第Ⅰ相試験〔GE067-014 試験〕(2017 年9 月27 日承認,CTD 2.7.6.2)
2) ビザミル静注 添付文書(第1版), 2022改訂